地震から4週間近く経とうとしています。
ひとつの災害に関して、こんなに長いことテレビにかじりついたりラジオに聞き入ることは今までなかったです。
まったくもってすごい時代を生きているなと思います。
流れてくる映像のあまりの衝撃に、またどんどん増えていく死者数や行方不明者数に落胆し、しばらく眠れませんでした。
想像というものがあったわけではないけど想像をはるかに上回っているというか、よっぽどのことがない限り大丈夫だろうのよっぽどのことが起きてしまっているというか。
何かしなきゃ…瓦礫の撤去でもなんでもいいからあっちに行きたい!と思うけど、実際募金と献血と節電くらいしか出来ることがなくてむしゃくしゃして髪を切りました。もどかしいです。
家族が流されていくのにどうにもできなかったり、津波でボロボロになった遺体を見たり、とりあえず逃げてきたのに原発のせいで何十年も家に帰れなくなるとか、どれだけ悲しいか辛いかなんて私には理解できるわけがありません。
自分が被災したわけでもないのに毎日涙が止まらなかったりするのもなんか変だとも思いました。
でも、すぐに西日本にいる人は経済を停滞させてはいけないから通常通り働いて買い物して飲んで遊んで!ってムードになったのもこんなん見せつけられて普通にしてろなんて無理だよ!って思いました。
テレビが入れないほどのところのことは知ることもできないし。
変な精神状態。。日本中がそうだと思います。
1週間ほどするとテレビもラジオも普通に戻りつつありました。
それもまたなんかおかしいと思いました。
NHKでしか関連ニュースやってないとか…
でも情報をシャットダウンすると普通に戻れてる気がして怖いですね。
私は極論で考える節があるので、地球自体環境汚染とかエネルギーのこととか食料のこととかなんか無理が生じてて、自分が生きてるうちになんか起こったりして…とか考えてもしょうもないようなことを思うこともありましたが、
まさか、日本で、今、「核」の恐怖に怯えたり、「餓死」という言葉を聞いたりすることになるとは思ってもいませんでした。
しかも政府も報道も信用できないとなると困った。
情報も自分で調べて行動も自分の判断でってことになってきてます。
今まで地震も原発も漠然と怖いなーと思っていたけど、実際何か起こるまでわからないのが人間ですね…
シムシティではポンっと原子力発電所建てられちゃったりしたし。
原発のことに関しては話を聞いたりする機会はあっても、やっぱりちゃんと考えることが今までなかったってことです。
知らない間に建ってたとはいえ、こんな大変なものに頼って生活していたとは。
しかも海外にまで迷惑かけて…
実際こっちでは今まで特に影響は出てなかったけど、昨日から放射線飛んできてるってドイツのデータでは出てるし。本当に目に見えないものなので危機感が持てないですね。黄砂くらいわかりやすければいいんだけど。タバコや農薬ついた野菜食べ続けるのと比べて実際どうなんだろう。
5年後くらいに影響がでるとして、日本はその頃どうなっているんでしょうね。
そのうち放射線にまみれてるのも普通になってしまうんだろうか。
なってそうでやだなぁ。
とにかく被災地意外の人も普通の生活に戻りつつもずっと考え続けないといけないなぁ。
知識を自分から取りに行って蓄えて。みんなが考えなくなる、無関心になることが一番怖いと思います。
関東にいる兄弟友人には今でも早く帰ってくればいいのに…って思ってます。
1週間以上書き足し書き足してなんかまとまりのない文章になってしまいました。
書き始めた時とテンションも変わってきて見てて古い話のよう。
でもこれからも大変なんだなぁ。
早く避難生活している人が安心して生活できる環境が整うように少しでも募金しよ。
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