何日か前のニュースで知りましたが、
夜行列車のムーンライト九州がなくなったそうです。
18切符が使えて、指定券も安く、貧乏旅行にはかなり便利な列車であったと思います。
私はこの間の年末年始、長崎-長野間の移動で活用させてもらいました。
ムーンライト九州は18切符が発売されてる時期限定の列車のため、予約を取るのも一苦労でした。
乗車率の低下が運行停止の原因みたいだけど、
すごく人気があったように感じました。
そんなたった一度だけ乗ったムーンライト九州の思い出…
私は通路側で、博多から乗車した時はとなりの席の人はまだいませんでした。
通路はさんでとなりの2席には、大学生の男女が相席になっていたようで、
窓側の男の子が、席を立つ時の「すいません」から始まり、
会話が増え、大学の話やら就活の話やらでだんだん盛り上がっていくのを
「なんか、旅って感じ!大学生って感じ!!」
とか思いながらこっそり聞いていました。
ムーンライト九州は快速列車なので、いろんなとこに停まります。
確か山口あたりで、私のとなりの席の人が乗ってきましたが、
私も半分寝ていたし、外国人の人で特に会話もありませんでした。
その隣の外国人も、ご飯食べたり本読んだりしていましたが、すぐ寝に入ったようでした。
そして2:00くらいでしょうか
夜も更けてほとんどの人が寝てたと思うんだけど、
通路の向こうの男女の会話はいっこうに止まず、
男の子は自分の彼女の話とかしてました。
なかなか熟睡できず、アイマスクだけじゃなくて耳栓もいるな〜
と思っていると、
明らかに隣の人からモーレツに臭いお○らと思われる臭いが!!
強烈すぎて体がびくっとなりました。
でも、席を立つわけにもいかんし、泣きそうになりながら耐えました。
外国人と日本人は体の作りが違うだろうから臭いも違うのだろうか…とか思いながら…
見れんかったけど隣の人も気まずそうだったし、
あれはつらかった…
そうこうしているうちに大阪も近づいてきて、
通路の向こうの男女の話に再び耳を傾けると、
「俺、初対面の女の子とこんなに話せたの初めてかも。」
「あ、アドレスとか…」
なーんていう会話が聞こえてきて、
「連絡先聞くのか!?彼女いるのに聞くのか!?」
と、かゆい思いをしていると、女の子はなんかうまいこと流してました。
女の子はまだ10代ぽかったけどこういうシチュエーションに慣れているようでした。
そして終点の新大阪の一個前で私は降りたので、その後それぞれどうなったかは見届けられませんでした。
どーでもいいけど。
そんなどーでもいい思い出…
ムーンライト九州はその2008-2009の年末年始が最後の運行だったみたいで、また機会があれば乗ってみようと思っていたので最初で最後になっちゃったんだなーと感慨深くなったりして。
こういう旅ならではの出来事がなくなっていくんだな〜。
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