さ、削ろう会inはつかいち 一日目で行われた厚削り大会。
1位をとった方の鉋。
この刃口の広さ、刃の出し方、刃の角度。すごー。
台も檜で作ってあるようです。これ専用にわざわざ作ったんですね。
削る材が浮くので下はビスで固定してあります。
裏に手押しと自動が用意してあって誰かが削った材(けっこうガタガタになる)は手直しして次の人が使っていました。
はしっこにひっかけるような感じで、
一気に引きます。この速さ!
すごい抵抗力なんでしょうね。一気に力任せに引かないと切れないみたいでした。
ばたついて浮いちゃったり、途中で止まっちゃったり。
薄削りでは3μとか出すのに対し、厚削り1位の方は3mm以上出してました。おもしろいですね~。
その他外では、小だたら構築なんてものが。
島根県の「鉄の歴史村地域振興事業団」というところからの出展です。
たたらは砂鉄と木炭から和鋼を作る装置です。もののけ姫のたたら場のシーンのイメージ。
ぽこぽこ穴が空いててカラフルなのがケラで、これから少量の玉鋼をとるのだそうです。
真ん中左側のとろっとしたのは鋳物の材料になるズクというものだったっけ?
初めの方に出来てくるんだそうです。
島根の出雲はたたら製鉄で有名なところで、12月にはたたらサミットなんていうのもあるそうです。
削りもつきつめるとこんなところまでたどり着くのかな。
これは釿(ちょうな)ではつったり、大きな鋸で材料を切り出す体験をしていたところ。
戦後5年目くらいから製材機械が出回ってきたんだそうで、
それまではみんなこうやって…とか思うとすごすぎる!
これは2日目の薄削りの材を見守る亀仙人。
来年は埼玉で開催だそうなので行けないだろうな…。行けるかなぁ。
滞在時間9時間くらいだったけど、師匠や友人に会えて話が出来てリフレッシュ!できました~。
上條先生に「頑張んなさい」とがしっと握手もらって帰りました。
頑張らないとですよー!
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