9月18日(土)
行ってきました。初削ろう会!
2日間の内の1日だけですが、初めてなのでわくわく。
17日の仕事が終わって、仮眠をとって出発!
国取りもしつつ到着です。
削ろう会は、鉋の削り花をノギスで測りその薄さを競う大会。
それはもう刃の研ぎも台の仕込みも究極の世界です。
全国の大工さんや道具やさんの参加が多いかな?
が!メインの薄削りは2日目なので私は見れません。雰囲気だけでも楽しもうと会場に入ると、
中はもうセッティングがしてあって、削ってる人もいました。女性の大工さんが助手。かっこい~。
会場ではいろんなイベント・実演がありました。
これは鑿の仕上げをすべてやすりがけして仕上げてるところ。田斎明夫さん。
この使い込まれた作業台のいろんなとこを使って磨いていっています。
これは鋸の目立て。小林實夫さん。80歳だそうです!
鋸の目立てはハマグリに研ぐのだそうです。長切れするように。
これは鉋の台打ち。梨屋木工所 渡辺富士男さん。
台は…自分で1回作ってみて勉強したほうがいいかもですね。
理屈ではわかっても実際は出来なさそう。みんなよく作れたよねって、上松の思い出にふけったり。
みなさん普段の仕事場とは照明が違うわ質問攻めに合ってしゃべりながら作業しなきゃいけないわで、
とってもやりにくいはずなのに嫌な顔せず丁寧に説明してくれます。
もっとも気難しい人は来ないんだろうけど。
それにしても高齢化ですね。
職人技が消えていくのが心配ですが、参加者にはけっこう若い人も多かったです。。
これは木工界のF1レーサー山本文義さんの講演「狂いの少ない鉋台」にて。
すごい!5枚剥ぎくらいの台にアルミの角パイプが埋め込まれています。
(削ろう会などで薄削りするための台なので、下端を削ったりっていうのはあまり考えないそうです。)
1日目のイベントとして逆転の発想「厚削り大会」があったのですが、
眠たくなってきたのでまた今度です。
そういえば、入り口で「丸太からすべて手加工で家を作る」という過程を収めたDVDを販売してて、
そこでかわいい手ぬぐいを見つけてまた買っちゃいました。(DVDも半分買った…)
それではまた。
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