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木製家具・小物製作 bügelのものづくり、nagasaki、ぶらり旅ブログ。
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女性
自己紹介:
長崎で小さな木の家具を作っています。

名前は bügel。「ビューゲル」と読みます。
ドイツには行ったことないけどドイツ語です…
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2024/05/08(Wed) 05:57:19
20101030183716.jpg
スタッキングチェアのダイニング用やっと後一歩のとこまできました。(ただ、まだ試作…)
スツールタイプよりひとまわり大きくしたつもりだったけど、並べるとけっこうでかく見えます。
時間かかりすぎて載せるのも恥ずかしいけど…
作るのは楽しいー。

さて今日は椅子塾の井上先生からOB・OGの展示会の案内が来ましたのでそのまま載せてみます。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆清水慶太さん「more trees展 森を感じる12日間」
日時:10月27日(水)~11月7日(日)
場所:AXIS GALLERY(六本木) 入場無料

◆松田晃典さん
フィンランドが国を挙げ、東京デザイナーズウィークに参加
フィンランドの大学Aalto University留学中の松田さんの作品が展示されています。
展示名:40 hours 他、3階全部使ってのフィンランドデザイン展は必見。
開催期間:10月29日(金)~11月7日(日) 10:30~19:00
場所:リビングデザインセンターOZONE 7F(リビングデザインギャラリー)

◆野木村敦史さん
杉の新しい世界を楽しんで頂ければと考えております。
会場:ギャラリー・ルベイン 東京都港区西麻布3-16-28
日程:10月26日(火)~11月5日(金)11:00~19:00 入場無料
 
◆大村卓さん「DESIGNTIDE TOKYO 2010」
日程:10月30日~11月2日 入場料1,000円
会場:東京ミッドタウン・ホール

◆駒田健治さん「東京デザイナーズウィーク会場」
日程:10月29日~11月3日
会場:神宮外苑 絵画館前

◆IFFT/インテリアライフスタイル・リビング展
小間番号:東2ホール・D-202
日程:11月24日(水)~26日(金)
会場:東京ビッグサイト 出展者:(株)いのうえアソシエーツ・井上昇、(株)ナルト工芸・河野伸幸
日本チェアロビクス協会・福島多香恵、(株)スタジオヴィータ・柏渕忠、
Hデザインファクトリー・島田弘友、茶谷澄人、藤原真治 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

椅子塾関係の事にあまり参加してないので、知らない人ばかりですが、
皆さん頑張っておられますね。

東京はなんとなく今遠く感じますー。

興味がある方は行ってみて下さいね。
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2010/10/30(Sat) 22:49:06
さ、削ろう会inはつかいち 一日目で行われた厚削り大会。

1位をとった方の鉋。
10.9.17kezuro11.JPG

この刃口の広さ、刃の出し方、刃の角度。すごー。
台も檜で作ってあるようです。これ専用にわざわざ作ったんですね。



削る材が浮くので下はビスで固定してあります。
裏に手押しと自動が用意してあって誰かが削った材(けっこうガタガタになる)は手直しして次の人が使っていました。


はしっこにひっかけるような感じで、
10.9.17kezuro8.JPG


一気に引きます。この速さ!
10.9.17kezuro7.JPG

すごい抵抗力なんでしょうね。一気に力任せに引かないと切れないみたいでした。
ばたついて浮いちゃったり、途中で止まっちゃったり。
薄削りでは3μとか出すのに対し、厚削り1位の方は3mm以上出してました。おもしろいですね~。



その他外では、小だたら構築なんてものが。
島根県の「鉄の歴史村地域振興事業団」というところからの出展です。
10.9.17kezuro14.JPG

たたらは砂鉄と木炭から和鋼を作る装置です。もののけ姫のたたら場のシーンのイメージ。

ぽこぽこ穴が空いててカラフルなのがケラで、これから少量の玉鋼をとるのだそうです。
真ん中左側のとろっとしたのは鋳物の材料になるズクというものだったっけ?
初めの方に出来てくるんだそうです。
10.9.17kezuro13.JPG

島根の出雲はたたら製鉄で有名なところで、12月にはたたらサミットなんていうのもあるそうです。
削りもつきつめるとこんなところまでたどり着くのかな。


これは釿(ちょうな)ではつったり、大きな鋸で材料を切り出す体験をしていたところ。
戦後5年目くらいから製材機械が出回ってきたんだそうで、
それまではみんなこうやって…とか思うとすごすぎる!
10.9.17kezuro5.JPG




これは2日目の薄削りの材を見守る亀仙人。
10.9.17kezuro10.JPG


来年は埼玉で開催だそうなので行けないだろうな…。行けるかなぁ。
滞在時間9時間くらいだったけど、師匠や友人に会えて話が出来てリフレッシュ!できました~。
上條先生に「頑張んなさい」とがしっと握手もらって帰りました。
頑張らないとですよー!
2010/09/26(Sun) 23:57:14
9月18日(土)
 行ってきました。初削ろう会!
2日間の内の1日だけですが、初めてなのでわくわく。
10.9.17kezuro1.JPG


17日の仕事が終わって、仮眠をとって出発!
国取りもしつつ到着です。


削ろう会は、鉋の削り花をノギスで測りその薄さを競う大会。
それはもう刃の研ぎも台の仕込みも究極の世界です。
全国の大工さんや道具やさんの参加が多いかな?


が!メインの薄削りは2日目なので私は見れません。雰囲気だけでも楽しもうと会場に入ると、
中はもうセッティングがしてあって、削ってる人もいました。女性の大工さんが助手。かっこい~。
10.9.17kezuro6.JPG


会場ではいろんなイベント・実演がありました。

これは鑿の仕上げをすべてやすりがけして仕上げてるところ。田斎明夫さん。
この使い込まれた作業台のいろんなとこを使って磨いていっています。
10.9.17kezuro2.JPG



これは鋸の目立て。小林實夫さん。80歳だそうです!
鋸の目立てはハマグリに研ぐのだそうです。長切れするように。
10.9.17kezuro3.JPG


これは鉋の台打ち。梨屋木工所 渡辺富士男さん。
台は…自分で1回作ってみて勉強したほうがいいかもですね。
理屈ではわかっても実際は出来なさそう。みんなよく作れたよねって、上松の思い出にふけったり。
10.9.17kezuro9.JPG



みなさん普段の仕事場とは照明が違うわ質問攻めに合ってしゃべりながら作業しなきゃいけないわで、
とってもやりにくいはずなのに嫌な顔せず丁寧に説明してくれます。
もっとも気難しい人は来ないんだろうけど。

それにしても高齢化ですね。
職人技が消えていくのが心配ですが、参加者にはけっこう若い人も多かったです。。



これは木工界のF1レーサー山本文義さんの講演「狂いの少ない鉋台」にて。
すごい!5枚剥ぎくらいの台にアルミの角パイプが埋め込まれています。
(削ろう会などで薄削りするための台なので、下端を削ったりっていうのはあまり考えないそうです。)
10.9.17kezuro4.JPG



1日目のイベントとして逆転の発想「厚削り大会」があったのですが、
眠たくなってきたのでまた今度です。




そういえば、入り口で「丸太からすべて手加工で家を作る」という過程を収めたDVDを販売してて、
そこでかわいい手ぬぐいを見つけてまた買っちゃいました。(DVDも半分買った…)
10.9.17kezuro12.JPG




それではまた。
2010/09/25(Sat) 00:55:32
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