馬場家では2月におばあちゃんが亡くなり、 今年は初盆でした。
いまだあまり実感はないんだけど…
13日から15日の間毎日お墓に行って提灯を設置。
初盆に限らず毎年提灯飾ったり花火したりするうちもあるそうです。
私はお墓で花火するのは初盆の時だけなんだと思ってたんだけど、兄弟二人喘息持ちだったので花火してなかっただけらしい。
うちのお墓から稲佐山が見えます。
カトリックのお墓が入り混じってるもの長崎ならでは?
15日はお墓に行ったあと、家に帰って精霊流し。
「次精霊船出す時は私作ろう!」と思ってましたが、
おばあちゃんは生前、「自分が死んだ時は、ふとか(大きい)船は出さんでよかけん」と言っていたそうで、2人くらいで持てる小さな船が用意されてました。
飾りで付いてたこのハト…なんてまぬけな顔…て思ってたらどこの船にも付いてました。
ちなみにうしろの箪笥は大工だったおじいちゃんがおばあちゃんに作ったものだそうです。
そしておばあちゃんの船を流したあと、妹とまちの方に本場の精霊流しを見に行きました。
県庁坂の登りの方に陣取った!
後ろの樺島町の船は神輿型。
ミニだけど精巧に作られておりました。
しかも土台付き。
他にも空母型、長崎バス型、帆船型…嗜好を凝らした船がたくさんありました。
やんちゃな方々は船回したり箱ごと爆竹に火付けて火柱が上がってたり。警官におこられてたり。
船押してる人見ると亡くなった方がどういう人だったかもなんとなくわかります。
7年ぶりにまちまで見にいったけど、おもしろかった!
そして、さだ家の船。
これを見に行ったんです。
3連。でけぇ。
長与で作ってたらしい。伝統的な精霊船の作り方なんだって。さださん、ちゃんといました。
後ろには浴衣の女性がずらーーっと並んで花火。こういうのは初めて見ました。
さだ家の船を見送って仕事終了?のテレビ局の方々。
うちのおとうさんが子供の頃は、精霊船は海に流してたらしく、完全に船の形で(車とかついてない)、コールタールがびちっと塗ってあって水漏れもしないように作ってあったので、次の日早起きしていい船を見つけて乗って遊ぶのが当たり前?だったそうです。
それから、県庁坂では21:30くらいには船は通り終わってましたが昔は23:00くらいがピークで日付変わっても船が流れていたそうです。
やっぱり人手不足などでそれだけ船を出す人が減ってるってことですね。
これからもっと減っていくんだろうなと思うとなんだかさみしいです。
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