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木製家具・小物製作 bügelのものづくり、nagasaki、ぶらり旅ブログ。
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女性
自己紹介:
長崎で小さな木の家具を作っています。

名前は bügel。「ビューゲル」と読みます。
ドイツには行ったことないけどドイツ語です…
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2024/05/16(Thu) 02:14:22
8月1日で1学期が終わりました。

大掃除して校長先生の話があって2時くらいにはもう夏休みに突入。
急遽先生達も呼んで寮で飲み会をすることに。

買い出しに行ってる間にピロティがめっちゃきれいになってました。
先生がくるので掃除がんばったそうです。

uchiage1.JPG






















絶妙な塩加減で激ウマ!!

この日のメニューは居酒屋並にたくさんありました。




uchiage2.JPG






















よよよい・よよよい・よよよい・よい!
ってやつで締め。


uchiage3.JPG






















火に集うみんな。



uchiage4.JPG






















料理がうまい人、絵がうまい人、いろんな人がいます。



大いに飲んで食べて楽しい1学期の締めになりました。

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2008/08/03(Sun) 11:36:32
◆2級技能検定の演習について◆

これは卒業したら受験できる資格の演習で、鉋や鋸、ノミを使った手加工が課題になっています。

moraitate.JPG























まず、仕上がり寸法より0.5mm大きい状態で材料をもらいます。
材料はラワン材です。
ラワン材は交差木理という木目を持っていて、15mm幅くらいおきにならい目、逆目…と交互に現れます。
なので、鉋をかけるとき必ず逆目で削る部分がでるということです。
鉋の刃はよーく研いで、裏金も詰め気味で逆目が止まるように削らなければなりません。

初めはこの材料の鉋かけをして、幅と厚みを決めます。



dekiagari.jpg





















写真はありませんが、加工に入る前に原寸の図面を起こします。

②や④のような斜めの部分は図面から角度をとって、治具を作って加工します。
4箇所に組み手などの加工を施し組みあがった状態がこれ。

それぞれはうまくできても、組むと①と③が直角でなくなったり、
微妙なずれで隙間ができたりします。


1kara4.jpg











仕上げ前の①〜④の詳細がこれ。
ノミもよーく研げていないとぼそぼそになって汚い仕上がりになります。

④の面腰部分はなんと上用の角度と下用の角度の治具を逆に使ってしまい、修正不可能なでかい隙間が…幸いここは木ネジで固定する場所ではずしたりすることはないので、今回はごまかすため木くずを削って埋めました。。そこ以外はまだよくできてたんだけどなぁ。もったいない。

omake.jpg





















組あがったら、目違を払って、木口を削り仕上げ鉋をかけ、面をとって完成です。
写真は4人分並べてみたところ。
一番奥のはまだ途中です。昼ご飯に出たバナナがなぜか乗ってます。



今回は何日かかけて丁寧にやったのですが、検定本番になると5時間で図面描きからやらなければなりません。手際がよくないと多分終わらないです。

しかも卒業試験でもこれをやらないといけないので、またいつか練習しないとなのです。


7月に入り最近は機械加工を主にした整理箱の制作に取りかかっています。
その話はまた今度。
2008/07/07(Mon) 22:55:20
2008年も半分過ぎました。
ほんと、時が経つのは早いものです。

6月の訓練のことを書きます。


◆のみや鋸を使って穴とほぞの練習をしました。

anahozo.JPG













左は穴ほりとのこびきの練習で、右はほぞも作りました。

tometokone.JPG



















左と中央は上端留、右は小根つきほぞの拡大です。
難しさでいうと、1・面腰ほぞ 2・上端留 あとは同じくらいかなぁと思います。

穴を空けるときは、9mmのむこうまちのみというのを使って玄翁で叩いてやります。
またしてもかばの木だったので堅い堅い。
みんなで力一杯ガンガン叩くので頭おかしくなりそうでした。

のみの刃を斜めに研いでいたりすると、とがっている方に進んでいくので穴が斜めにあいてしまいます。

また、ほぞの穴と接する部分を胴付というのですがこれをぴっしゃっとつけるのが慣れるまで難しいです。でもうまく出来たときはすっごく嬉しい部分でもあります。

最終的によーし出来たかも!と思ってはめてみたら、ゆるゆるになってたり、目違がでたり、斜めに入っていたり…
問題が尽きませんでした。
ほんとはボンドは使わずにほどよい堅さで仕上げなければならなかったのですが、何カ所かボンドとクランプで押さえつけるはめになりました。

ま、大失敗です。。。


◆4種類の組み方を用いて一升升をつくりました。

arisumituke.JPG

























こんな感じで全体にそれぞれの墨を付けます。

masu.JPG














のみとのこを使って加工します。

今回はカツラの木で、柔らかかったので、加工はしやすかったけど、刃が良く研げていないと材料がぼそぼそっととれて汚くなります。
あと、蟻組のとこはしのぎのみというのを使います。あれは便利でした。

加工後は内側になる部分に仕上げの鉋をかけ、ボンドを塗って組み、クランプで固定します。
その後、底板をボンドで付け、乾いたら外側に仕上の鉋をかけ、面を取って完成です。
きれいにできたとこを前に向けて提出しました。。
完成の写真は撮り忘れました

今回の失敗としては、
のこ入れる場所を一カ所失敗して、薄い板(0.5mm厚くらい?)を作って埋め木したことと、
ボンドをつけたあと焦って組んで、升が若干ひしがたになってしまったことですかね。

これもみんなに比べたらへたくそでした
隙間があいたところは木粉とボンドでパテを作って埋めて、思ったよりはきれいになるのですがやっぱりわかってしまいます。のみできちっと仕上げるのがやっぱ一番きれいです。




こんな感じです。
今は2級技能検定課題の練習や塗装の練習をやっています。
それについてはまた今度!
2008/06/30(Mon) 21:49:36
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