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木製家具・小物製作 bügelのものづくり、nagasaki、ぶらり旅ブログ。
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ばーちゃん
性別:
女性
自己紹介:
長崎で小さな木の家具を作っています。

名前は bügel。「ビューゲル」と読みます。
ドイツには行ったことないけどドイツ語です…
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2024/04/29(Mon) 12:13:34
日曜日、さんまを頂きました。

sanma1.JPG






















「新さんま」として売られていたというそのさんまはとっても新鮮でおいしかった〜!みずみずしいではなく、ジューシーでした!


さらに…
sanma2.jpg







マス、エリンギ、砂肝、イカ、おにぎり、雑炊…とたくさん頂きました。
マシュマロをほどよく焼いて食べたのが新食感でした!

薪がたくさんあるので、便利〜。


そして

やっとキャビネット完成しました。
組み立ては、ちょっとたいへんですが、脚の仮組み→塗装→ばらして本体と一緒に組み立てという方法でした。

塗装ですが、脚と本体は別々にやりました。
①脚:ワイピング着色(オルパステインケヤキ色)→下塗り(ラッカーウッドシーラー)→中塗り(ラッカーサンディングシーラー)→補色(アルマステインチーク色)→上塗り(ラッカー半ツヤ)
②本体:上塗り(ラッカー全ツヤ消し)を3回です。

組み立てです。
cabinet7.jpg











底の部分はビスで本体と固定→ダボ埋め→ダボの着色→その部分だけクリア塗装しました。
圧さ9mm、深さ50mmの幕板にビス用の3mmの先穴を開けるのがかなり怖かった。なんとか表に飛び出さずに済みました。
完成品です。
cabinet8.JPG






















本体に施したラッカーの全ツヤ消しは、見た目は塗装しているとわかりずらいですが、材料の色がほとんど変わらず、さわり心地も良くて気に入りました。
しかし、脚と組み合わせてみると、色の差が結構ある…
本体もちょっと色入れればよかったなぁ〜。


細部。
cabinet9.jpg







いろんな失敗をしつつなんとか完成できてよかった。


開けるとこんな感じ。
cabinet10.JPG






















当初の目的
・組み手(本体上部の蟻)
・寄せ木(蟻のオス部分)
・旋盤(脚)
・扉
・吊り引き出し
を一気にやることができてとっても勉強になったキャビネットでした。
デザインは前にも書きましたがフィン・ユールのものをベースにしています。
サイズはちっちゃめ幅800mm×奥行き350mm×高さ500mmくらいです。

次回作は椅子の予定です。なるべく早く作れるようにしたいな〜。

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2008/10/28(Tue) 19:21:48
作っているキャビネットもやーーっと塗装に入りました。
脚はならい旋盤という機械で作りました。
旋盤は横向きに材料をセットしそれがくるくるまわりながら刃に当たって削れていきます。
テーブルや椅子の脚、またはお皿なんかも作ることが出来る機械です。

cabinet4.JPG

























まずは角材をつくり、昇降盤で正八角形にカット。

中心にキリなどで穴を開けておきます。中心がずれないことが大切です。
右のは練習で作ったやつ。



cabinet5.JPG






































ならい旋盤は型にそって刃が移動します。
刃はカップバイトというのを使います。
型は丈夫なほうがよいです。
きれいな紡錘形を作るため型作りが一番慎重でした。何回か作り直しました。

ノギスで基準となるところの径をを計りながら徐々にせめていきます。

最後はペーパーをあててあっちゅうまに4本完成!



cabinet6.JPG

























脚ができた〜。これの上に箱がのっかるわけです。
ならい旋盤は便利です。型があるのでほぼ同じ形に仕上がります。
普通の旋盤は自分の刃さばきで形を調節しなければなりません。
引き出しの取手を普通の旋盤で製作してみました。
やっぱり微妙に長さや形が違います。


明日で塗装が終わればいいな〜。


最近のみんなの様子。

aozorakyoushitu.JPG先週末青空の下でペーパーコード編み教室が開催されてました。
木漏れ日の中でいい雰囲気。
ブラックサンダーと赤沢休養林でひろったもみじの葉っぱを差し入れしました。




kurimono2.JPGピロティで作業するのが寒いので、寮の階段の踊り場が最近の3階の住人の作業スペースになってます。

木材工芸科では今刳り物をやっていておもしろい物が出来上がってきてるようです。


kurimono1.JPG刳り物では彫刻刀や南京鉋、そしてこの豆鉋たちが大活躍。
私もほしい〜。






toishi1.JPGそして昨日、先生がお知り合いの方から天然砥石を40個仕入れてくれました。天然砥石は3臆年かけてできた石で、色で堅さの判断ができます。
刃の研ぎ味も人口のものとは違うとです!!キズが細かい〜。市場価格よりかなり格安での販売で、「試し研ぎしていいよ〜!」っていうので…



toishi2.JPGみんな自分の作業そっちのけで鉋を研ぎまくるのでした。
私はどれがいいとかまだよくわかりません。
とりあえず初めに手に取ったやつが幅も広いし厚いし、研いだ感じもなんかよかったので、他のは見ずそれを買うことにしました。
先生も研いでみて自分がいいと思ったらいい!って言ってたのでいいってことにします。先生は誰よりも先に自分の分をキープしてました。


こんなに砥石とか刃物とかにときめく若者の集団ってレアだなぁ。自分もどっぷりつかってしまったんだけど…楽しい。。


2008/10/23(Thu) 21:57:35
気がついたらついたら自分の作品を作り始めて1ヶ月が過ぎていました。
もう2作目に入っている人もちらほらいます。私も急がなきゃー!!
最近の作業場の様子です。

cabinet3.JPG






















私はちっこいキャビネットを作っています。タモで作っています。
両端は扉で真ん中の部分には引き出しが入ります。
扉は桐材をタモで縁取ったものをさらにタモの単板で挟んでます。縁の留め加工が細かい作業でした。

これにフレームをつけるのでまだ半分くらいできたとこです。

cabinet1.JPG






















モデルとしたものは北欧の家具だったのですが、蟻の部分はアメリカンな感じになりました。寄せ木の部分はウォールナットです。
意外に好評…のような気がする。

タモは木口がぼそぼそになりやすくて大変でした。
かなり先生に手伝ってもらってます。。。



勝手にみんなの作っているものシリーズ。

08.10.01.3.JPG

































Iさんの折りたたみの座卓

きれいに出来てるなぁ。伝統的な形です。
私もちっこい折りたたみの座卓が作りたいです。

08.10.01.1.JPG






















Aさんの椅子たち

試作で1脚作ってさらに4脚同じものを作っています。早いなぁ。



08.10.01.2.JPG






















Mちゃんの衝立

細かすぎる作業が続いている模様。




みんな作っているものはバラバラで、今はTVボードとか箱物が一番多いかなぁ。
次は何作ろう。

1つ自分で作り始めただけでも板剥ぎやルータ加工、昇降盤の変わった使い方などなどなど知らない加工術を学んでると思います。それにしても1日中やっても進む量はわずかです。自分で売るようになったらこんなスピードではとてつもない値段になってしまいます。雑にならないようにスピードアップを図らなければ。
それに、無垢材の加工なので、鉋とノミは常に使える状態にしとかないとなと思います。刃物が切れると仕事がはかどります!


今日はまたまた「美しい木の椅子展」を見に行ってきました。学校でバス借りて遠足のようなもんです。
バスの中では久しぶりにK先生の木工関係のDVDコレクションを見ました。宮大工に刳物、漆…
ここ上松で木工とか工芸に1日中どっぷりな日々もあと半年です。
最近めっきり寒くて部屋の中では長袖3枚着てます。確実に冬が近づいてる〜!
2008/10/02(Thu) 21:56:40
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