忍者ブログ
木製家具・小物製作 bügelのものづくり、nagasaki、ぶらり旅ブログ。
カレンダー
09 2017/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
プロフィール
HN:
ばーちゃん
性別:
女性
自己紹介:
長崎で小さな木の家具を作っています。

名前は bügel。「ビューゲル」と読みます。
ドイツには行ったことないけどドイツ語です…
ブログ内検索
カウンター
   
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2017/10/18(Wed) 07:19:57
火鉢が明日完成です。
塗装は拭き漆という方法でやりました。
6回か7回塗ったのですが、今回は漆を塗る前までの作業を紹介します。

和家具で漆を塗るので欅が一番良いのでしょうが、高級な材料で失敗するのがこわくて「タモにします」と先生に言いました。。
欅に目が似ている物としてはセンがよく使われます。タモや栗も漆塗りにはよく使われます。


hibachi9.JPG

















まずは材料の隠し蟻の加工です。
機械で取れるとこは機械で取ります。

蟻の加工の前に鉋がけはしっかりやっておきます。
加工後だと蟻のサイズが変わってしまうからです。



hibachi7.JPG

















後は手加工です。これはオスの方です。
下の留めのとこは最後にルーターで取ります。


hibachi6.JPG

















がっちりウレタンボンドで固めます。

hibachi10.JPG
























後でRを取るので、角は平らな部分を残して加工しました。

hibachi11.JPG
























Rを取るとこんな感じになりました。
目地払いと仕上げ鉋もかけます。


hibachi12.JPG
























引き出しが入る部分は組む前に糸鋸などを使ってくり抜いておきました。


hibachi13.JPG
























切り抜いた部分は刃物の厚み分の隙間が出来てしまうので、2mmの
縁をまわします。

hibachi14.JPG



































縁の方がちょっと出ていてかまぼこ面に削ってあります。
もちろん留めでくっつけます。
材料はウォールナットです。

hibachi15.JPG



































台輪を組んでいます。
留めの部分にはビスケットが入れてあります。

hibachi16.JPG



































これは焦がし縁という取り外し可能な枠です。古くから使われているのは
黒檀や黒柿などの堅い木です。今回はきれいで堅い桜の木があったので、それを使いました。

hibachi18.JPG























一度ウレタンボンドで固め契り用の溝を治具を使って入れます。
取り外し可能なので、ぶつけたり落としたりする可能性の高い部分です。丈夫につくらないといけません。

hibachi22.JPG
























蓋の加工です。
留め端嵌めというのに挑戦です。
反り止めとして、両端に材料を嵌めます。


hibachi21.JPG
























本体には厚みの中心部にほぞになる部分を残し、嵌める方には溝を入れます。ルーターを駆使しないといけません。
本体の方は表と裏両方からの加工をしないと行けないので、精度を出すのが難しい!やや失敗で先生に直してもらいました。チーン。。

hibachi23.JPG























そして、蓋の裏の部分に節があったので、飾りの意味も兼ねて彫って埋めます。四角でも丸でもなんでもよいのですが、和家具っぽく蝶々型にしてみました。

hibachi24.JPG























トリマーで彫ったところ。隅はノミで直して欅の色のきれいな物を埋めました。

hibachi25.JPG























次は、本体に取り付ける取っ手の加工です。
型を2種類作って、ルーターのセンターピンも2種類使って表裏に型を張り替えながら形を作っていきます。
言葉で説明するのは難しいので省略。。
材料はカバです。


hibachi28.JPG























あとはノミや彫刻刀で形を整えていきます。

hibachi29.JPG























こんな風になりました。
梅とか松とかの和のイメージで作ったんですが、何人かに「耳」と呼ばれてました。


hibachi30.JPG



































本体にもハンドルーターで穴を開けます。丁度良い大きさになるよう刃とガイドの誤差を考え型を作って穴を開けます。

hibachi32.JPG
























取っ手をつけたところ。


hibachi33.JPG



































蓋ものせたところ。
蓋の取っ手もハンドルータで型を作って穴を開け、取っ手は手で削ったものをはめました。


焦がし縁の内側を隅丸にしたり、面の取り方など細かいところにも手を入れ愛着が湧きまくりの一品になりました。(難しく危ない加工が多く、けっこう先生に手伝って頂きました。。)
ほしいほしい〜。でも抽選品になってしまった。

漆塗りの様子はまた次回紹介します。
中に入れる銅の箱ももうすぐ納品されるのではないかと思います。ちゃんと入りますように。
PR
2009/02/22(Sun) 17:17:38
この記事にコメントする
NAME
TITLE
MAIL
URL
MESSAGE
PASS   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
fukiurushi   HOME   part3
忍者ブログ [PR]