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木製家具・小物製作 bügelのものづくり、nagasaki、ぶらり旅ブログ。
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ばーちゃん
性別:
女性
自己紹介:
長崎で小さな木の家具を作っています。

名前は bügel。「ビューゲル」と読みます。
ドイツには行ったことないけどドイツ語です…
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2025/07/14(Mon) 02:53:58
 うちの前の道を西に100mほど下ると海なんですが、
最近はその方向に日が沈みます。

ちょうど帰る時間が沈むギリギリくらいなので、今日いいな!と思った日は家についたら車とめてそのまま海へ走る!的な日々です。



「今日は地平線に沈むとこまで見れるかも!」
と思っていたら、向こうにある五島に阻まれて最後まで見れなかった、
五島ではさぞかしいい夕日が見れていただろう【8月19日】。
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すごいきれいなオレンジだった【8月26日】。myカメラがなかったのが残念!
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雷雨直前の空が黄色かった【8月29日】。この直後すごい嵐でした。
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今日【8月31日】海まで行く時間がなかったので帰り道車の中から。
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日々違ってなかなか楽しいです。
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2010/08/31(Tue) 23:57:55
 ちょっと前の話になりますが、
瀬戸内国際芸術祭に行ってきました。

瀬戸内のアートの島というと直島が有名ですが、今回は他の島々も舞台になっています。
アートディレクターは北川フラムという方で、よく知らないのでwikiで調べてみると、新潟市美術館で作品にカビが生えたという事件に関わっているみたいですね。これは知ってる!
じゃなくてアートディレクターとして超有名な方のようです。

しかし島全部使うとかすごい。どーやって!!!???て感じです。
空き地や空き家もどうやって使ってるのか。田舎に住んでる人間として、事件はなかったのか。
気になる気になる。

ちょっと車中泊なんてしてみたくてエブリィ君を買ったのにまだしたことないし、距離的にもいいかなと思っていたところ、友人(車中泊とかしなさそうな友…ありがとう)とも日程が合ったので2人で行ってきました。

道の駅的なところで朝、テーブル出してお湯沸かしてコーヒー飲みたいという目標があったので、キャンプ用の銀マット・テーブル・椅子・カップラーメン・コーヒー、就寝時用のカーテンやら買い込んでいざしゅっぱーつ!

ちなみに、芸術祭のガイドブックは本屋やネットでは売り切れで購入できず、特集が組まれてる雑誌を見たくらいなのでほぼ予習なし状態。


瀬戸大橋だよー。初四国本土へ。
下では電車が通ってます。それから、途中に道の駅とかあって、いやぁよかった。
後で叔父に聞いたんだけど、電車が通る時、最大で5mくらい橋がたわむらしいよ!へー!
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私が行きたいのは「男木島」と「豊島」。友人が行きたいのは「小豆島」。
直島へは以前行ったことがあったので今回はスルー。

高松到着後あわてて計画を立て、女木島経由で男木島へ。
いくつも島があるのでフェリーの使い方が重要!
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はじめに行った灯台の壁に置いてあった骨董品の双眼鏡。遠くの島の歩く人までくっきり見えた。
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案内看板はわかりやすく多めに設置されてます。男木島は迷路みたいでおもしろい!
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路地のいたるところにアート。
ここの島にある作品はアーティストの方々が住み込んで製作に当たったものも多いのだそうです。
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これはアートではないけど、普通の家がカフェになっていました。
漆の家の向かい。
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これは長崎出身のアーティストの方の作品。
パイプを覗いたり触ったりするといろんな仕掛けがあります。
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小さな家。
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男木島は手作り感のある作品が多かったです。
多分パスポートがないと見れない作品を見てないからだと思うけど。

そして豊島(てしま)へ渡り、仕事の関連から行ってみたかった「島キッチン」へ
閉店ギリギリに走って行ったので全景撮り忘れた!
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地元産の食材を使って地元の人が働くお店。建物の改装もみんなで行ったようです。
日中はイベントスペースなどもあり、ご飯食べながらパフォーマンスを見たり、ワークショップに参加したりできます。

プロデュースがしっかりしてるだけあってきれい。おしゃれ。
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ご飯食べたかったけどオーダーストップ後で、特別に飲み物だけいただかせてもらいました。
料理は東京から来たシェフが作るんだそうです。また今度来たい!
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そして小豆島へ。
この日はほとんど寝ないで運転して四国まで来てるので、フェリーの30分くらいの移動でも爆睡!

友人の目的はエンジェルロードなので、高松まで戻って次の日また来るより泊まった方がよいということになり、小豆島の国民宿舎に宿泊。

次の日の早朝、見れましたー!
干潮の時だけ現れる道。
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だそうです。


それから高松へ戻り、第二の目的讃岐うどんを食らいに!
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2件はしごして帰りは愛媛の三崎港から九四フェリーで佐賀関まで渡って帰ってきました。

瀬戸内国際芸術祭、、1つの島に1日かけないとちゃんと見れないかも。
あとパスポート買わないとアート作品はちゃんと見れないです。
単品で見れるようになってたらいいんだけどなぁ。

まだまだ島民の皆さんの理解をどうやって得られたのかとかも気になる。
島のおばあちゃんとかも芸術祭の売店でところてん売ってたり、歩いてる若者に積極的に「いらっしゃい」と話しかけてコミュニケーションとっていたし、何しよるかよー知らんという人は見なかった気がします。

10月末までなので、行けたらまた行きたいなー。
次はちゃんと予習して…

2010/08/17(Tue) 23:32:24
馬場家では2月におばあちゃんが亡くなり、 今年は初盆でした。
いまだあまり実感はないんだけど…

13日から15日の間毎日お墓に行って提灯を設置。
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初盆に限らず毎年提灯飾ったり花火したりするうちもあるそうです。
私はお墓で花火するのは初盆の時だけなんだと思ってたんだけど、兄弟二人喘息持ちだったので花火してなかっただけらしい。

うちのお墓から稲佐山が見えます。
カトリックのお墓が入り混じってるもの長崎ならでは?
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15日はお墓に行ったあと、家に帰って精霊流し。
「次精霊船出す時は私作ろう!」と思ってましたが、
おばあちゃんは生前、「自分が死んだ時は、ふとか(大きい)船は出さんでよかけん」と言っていたそうで、2人くらいで持てる小さな船が用意されてました。

飾りで付いてたこのハト…なんてまぬけな顔…て思ってたらどこの船にも付いてました。
ちなみにうしろの箪笥は大工だったおじいちゃんがおばあちゃんに作ったものだそうです。
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そしておばあちゃんの船を流したあと、妹とまちの方に本場の精霊流しを見に行きました。
県庁坂の登りの方に陣取った!
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後ろの樺島町の船は神輿型。
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ミニだけど精巧に作られておりました。
しかも土台付き。
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他にも空母型、長崎バス型、帆船型…嗜好を凝らした船がたくさんありました。
やんちゃな方々は船回したり箱ごと爆竹に火付けて火柱が上がってたり。警官におこられてたり。
船押してる人見ると亡くなった方がどういう人だったかもなんとなくわかります。
7年ぶりにまちまで見にいったけど、おもしろかった!


そして、さだ家の船。
これを見に行ったんです。
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3連。でけぇ。
長与で作ってたらしい。伝統的な精霊船の作り方なんだって。さださん、ちゃんといました。
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後ろには浴衣の女性がずらーーっと並んで花火。こういうのは初めて見ました。
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さだ家の船を見送って仕事終了?のテレビ局の方々。
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うちのおとうさんが子供の頃は、精霊船は海に流してたらしく、完全に船の形で(車とかついてない)、コールタールがびちっと塗ってあって水漏れもしないように作ってあったので、次の日早起きしていい船を見つけて乗って遊ぶのが当たり前?だったそうです。

それから、県庁坂では21:30くらいには船は通り終わってましたが昔は23:00くらいがピークで日付変わっても船が流れていたそうです。
やっぱり人手不足などでそれだけ船を出す人が減ってるってことですね。
これからもっと減っていくんだろうなと思うとなんだかさみしいです。
2010/08/16(Mon) 22:57:43
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